BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

軍事技術

もがみ型は艦対空誘導弾を撃てるのか

多機能レーダと艦対空誘導弾 『多機能レーダ(新艦対空誘導弾試験用)』(リンク)は2019年に三菱電機と契約されている。試験艦あすかに搭載したレーダだと思われる。 リンク 三菱電機株式会社が落札した政府調達案件一覧 - 防衛省の案件 1年前の2018年に(リ…

防衛省 ドローン整備を加速

中国にぼろ負けで大慌て 陸上自衛隊は各種ドローンの実証機を公開している。 フジ・インバックUAVは、GPSによらない自立飛行で航続距離4,000kmを目指しており、早くから防衛省に売り込みが行われていた。東南アジアへの輸出も検討中とのことで、これは後述す…

将来 強襲揚陸艦

アメリカ級強襲揚陸艦 ワスプ級の次期型でありフライト0では航空機運用を強化、LCAC運用を廃止した。 が、現場の反対で(進水前から分かっていたはずだが)、3隻目からはフライト1としてLCAC運用を復活させている。ただし、LCACは2隻搭載、その分の倉庫…

次期練習機 ~日米共同開発

FSXの悪夢が再び 支持率低下に喘ぐK総理。国民が大変な状況だが、4月に国賓待遇で米国に行くという。いつも通り、国民の為にならない政治事案は即決するのは流石だ。 T4後継を米国と共同開発するという。 mainichi.jp 米国はT-7Aレッドホーク導入を進めてい…

CIWS ~最終防御

Phalanx から SeaRAMへ 長年、護衛艦に搭載されているPhalanx はCIWSの1種。 日本では劣化ウラン弾は使用できないので、通常弾であるタングステン製弾頭となるが、20年前時点のコストは1発10万。発射レートは毎分3,000発か4,500発かを選択するが、自衛…

防衛装備庁 入札情報から読み解く

新規の輸入品から 自走式水上標的システム(12式地対艦誘導弾能力向上型用) いよいよ試験開始か。 小型攻撃用UAVI型(その3) 小型攻撃用UAVⅡ型(その4) 弾頭を有して目標に対して自ら攻撃するUAV又は爆発物を搭載して攻撃するUAVにより…

もがみ型 ~輸出の可能性

日本独自の専用設計だが www.youtube.com 報道によると豪州のフリゲート艦導入計画の候補に、もがみ型が挙がっているという。 候補は4種とのこと。 Meko A-200Mogami 30FFMDaegu class FFX Batch II and IIINavantia ALFA3000 どれが有力かという話がすぐに…

呉製鉄所跡地 ~強襲揚陸艦の母港化

将来揚陸作戦の1大拠点に 第二次世界大戦で敗北後、便利な湾口施設は米軍が優先使用している。自衛隊は限られた桟橋しかないので、どこでも護衛艦を数珠なりに停泊させている光景が当たり前になっている。 呉の製鉄所跡地に自衛隊の拠点を整備したいという…

新艦対空誘導弾

次期護衛艦に搭載 R13年から建造が開始される次期型の汎用護衛艦DDに搭載される新艦対空誘導弾は、新FFMに搭載される艦対空誘導弾A-SAMの能力向上型、A-SAM改となる。(リンク①) A-SAMは03式地対空誘導弾に所定の変更を加えたものだが、A-SAM改では長射程化…

次期戦闘機 第6世代コンセプト

第6世代機として2035年就役 CCAPを法的に位置付ける枠組みとして、GIGO、GCAP International Government Organisationが設立、3か国が署名した。政治的なハイコミットメントという意味でマイルストーンだと言える。 細かい技術仕様についてはまさに話し合い…

新型機雷の開発

FFMで運用する新型機雷 (事業概要抜粋) 老朽化した従来機雷の代替として、小型・軽量化することで、FFM(もがみ型護衛艦)、掃海母艦、将来的には航空機から迅速に敷設でき、遠隔管制が可能な新型機雷の開発を行う。 技術的な特徴として以下が挙げられている…

防衛省 水中グライダー導入

水中グライダーSlocum 防衛省はXにて、米国Teledyne Webb Research製の水中グライダーSlocumを導入すると発表した。同時にNEC製の遠距離水中音響通信モジュールも契約するとしている。この2つを組み合わせて使うのか、別々の運用なのか不明。 #海上自衛隊 …

パトリアAMV 2025年から国内生産開始か

日本製鋼所内でのライセンス生産開始 運用期間は20年、調達数は810両。 2023,2024年予算では計約60両輸入する事になっているので、残750両。 パトリア社とライセンス締結した日本製鋼所が、北海道の室蘭にある製作所内に、2024年度内に工場を新設、2025年か…

01式軽対戦車誘導弾

国産初の打ちっぱなし対戦車誘導弾 01式軽対戦車誘導弾は多くの新機軸が盛り込まれている。 【主な仕様】 総重量18kg以下 射程 非公開 誘導方式 非冷却赤外線センサ ※世界初 噴流操舵方式 ※世界初 タンデム弾頭 ※日本初 打ちっぱなしを可能にする為、赤外線…

気球監視用の移動型電波測定装置が登場

「移動型電波測定装置」 防衛省が公開した、『新たな重要装備品等の選定結果について 』内に気球監視用の電波測定車両が登場した。東北に飛来した気球は外国から飛来したものだが、当時の防衛大臣は、『気球に聞いてくれ』と放言。米国に飛来した気球は撃墜…

将来護衛艦 ~統合電気推進

増大する電力需要 統合電気推進の開発の歴史は古いが、商用として世界初となる統合電気推進用ガスタービンエンジンはロールスロイスのWR-21であり、イギリスTYPE-45に搭載されている。 統合電気推進の仕組みはざっくりいうと、ガスタービンエンジンの回転を…

トマホーク400発調達

イージスシステム改修に847億 防衛省はトマホークミサイルを1600億円で400発調達する。 内訳は、以下の通り。 ブロックⅣ 200発 ブロックⅤ 200発 仕様の違いはあるが、地上の固定目標に対しては大きな差はない。最新型の射程は1,800km→2,500kmとなっていると…

防災 ~整わない観測体制

東北震災から何も学ばず 2011年震災の際、自衛隊のドローン装備FFOSは全く使えなかった。理由としては、『NBCに対処していないから飛ばせない』と、いつも通りの問答。 能登半島地震では、民間ドローンの飛行は禁止されているが、国又は地方公共団、または依…

ホーク、近SAM、NBC偵察車の用途廃止

NBC偵察車の次期型もパトリアか 2019年 防衛白書において、生物偵察車はNBC偵察車に『機能担保を行いつつ用途廃止』とされていたが、そのNBC偵察車も2024年予算案で用途廃止が明記された。 令和6年度予算案の概要 (出典:リンク① P48) NBC偵察車はそれま…

F35がメガフロートに着陸する日

見た目はカッコいいけど メガフロート滑走路(出典:株式会社小川技研 リンク①) 神奈川県横須賀沖で作成されたメガフロート滑走路。1995年~2001年頃まで実証が行われていた。後、羽田拡張や、普天間基地の際に、話題にはなったが採用される事はない。実証…

SH-60Kを救難機に改造の違和感

人手不足で空自に集約のはずが 海上自衛隊の救難ヘリは、空自に移管する方針であり、寿命に達したUH-60Jの除籍に合わせて部隊の廃止が続いている。と思っていたら、SH-60Kを救難機に改造して館山に配備するというニュースが。昨年、部隊が解隊されたとニュー…

88式地対艦誘導弾 と NMESIS

日本独自コンセプトのミサイル 冷戦時代、専守防衛という名の元、自衛隊は長距離ミサイルの保有は出来なかった。その中で度々批判されたのが、88式地対艦誘導弾の射程であった。当時、国会などでは、『隣国を攻撃出来る侵略兵器であり、直ちに廃棄すべし』…

ウクライナ ロシア兵器の部品DB公開中

電子部品DBを公開中 ウクライナ政府は、ロシア兵器の部品DBを公開している。 イラン製シャヘド131もDBに掲載されており、多くの西側部品が使用されている事が分かる。意外なのは、中国製が少ないのだが、このDBは、パッケージロゴ、つまり外部から判別可…

日本の防衛産業の行方

三菱重工 防衛事業説明会より 三菱重工の防衛事業について発表があった。 売上は(約、以降省略)5,000億円で推移していたが、スタンドオフミサイルの受注により3,000億増加、8,000憶になる見込み。 開発中止となった「三菱スペースジェット(MSJ)」の人材…

EMP弾頭の研究

EMP弾頭用の高効率電圧変換技術の研究 調達情報に以下の記載がある。(リンク①) ダイキン工業株式会社---------------------------------------------------------------------- 本契約の履行に当たっては、超低損失磁心材料技術を取り入れたパルストラ…

US-2 調達終了か

円安、インフレ圧力で調達コスト急騰 報道によると円安で装備品の調達コストが軒並み上昇、計画見直しが避けられない状況だ。輸送ヘリCH-47Jは200憶円超えであり、計画費50%削減(34機→17機)見込みとのこと。 日本の慣習であるチビチビ調達が完全に…

自衛隊のドローン開発 ~夢があった黎明期

球形飛行体 2010年頃、防衛省は複数のユニークなドローン研究を推し進めていた。 秋葉で集めた11万円の電子部品で作った『球形飛行体』は大きな注目を集めた。 www.youtube.com この試作機は2011年頃に作成され、特許4899069として特許登録されている。以…

ドイツ RCH155装輪自走榴弾砲

走行しながらの射撃も可能 ドイツはRCH155装輪自走榴弾砲を168両を調達するという。 出典:KNDSより 砲塔は無人化、射撃装置は自動化されており、乗員わずか2名で走行しながらの射撃も可能。装軌式PZH 2000の乗員3人よりも少ない。射撃は全周方位でブースト…

自衛隊 カールグスタフをオーダ

Carl-Gustaf® 300基以上調達 サーブは、陸上自衛隊から、 Carl-Gustaf® の300基以上の注文を受けたと発表している。納入は 2025 年に行われる予定。調達型式は明らかにされていない。 www.saab.com 自衛隊では1978年から採用している。 01式軽対戦車誘導弾の…

空自戦闘機部隊の将来

小松基地にF35A配備 報道によると2027年までに小松基地にF35A 1飛行隊の配備が完了する。 2024要求のF35A8機は、2028年から小松基地の2個目の飛行隊へと配備が開始される。F35Bは2024年から宮崎の新田原基地に8機配備開始を皮切りに、2個飛行隊、40機が配…