恐ろしい成年後見制度
お金の管理は親が元気なうちに・・よく言われるけど、まず出来ないと思います。
自分でちゃんと出来る!
元気なうちは良いですが、病気になるとさあ大変。認知症はもっと大変。
うちの親、認知症なんで・・うっかり話すとえらい事になります。
運悪く、銀行口座が凍結され1円も引き出せなくなったら。
自分の親の大切なお金なのに。
そのお金をおろすには、悪名高い、生年後見制度を利用するしかないのです。
裁判所が任命した任意後見監督人が弁護士だった場合、1円のお金を動かさなくても、
最低でも毎月4万円~(管理する資産額による)の監督費用を、親が生きている間、一生涯払い続ける事になるかもしれません。
今は家族信託という制度もありますが、銀行の預金を扱う事は出来ません。
これらの制度は建前上、子供が親の財産を盗む可能性があるから、という事になっていますが、実態は制度に関わる弁護士、司法書士等々が楽に庶民からお金を収奪する利権です、という風にしか、当時の私には思えませんでした。
成年後見にしろ家族信託にしろ、時間ないから、面倒だから、という思いで契約するのは、絶対に避けるべきです。一度契約してしまうと、どうにもならなくなります。裁判所が任命した任意後見監督人に対しての不服申し立ては出来ません。でたらめです。
親が元気なうちにお金の話を
介護施設には最低でも10万必要です。これに監督の弁護士に最低4万もかかるとしたら・・毎月毎月、死ぬまでずっと。
介護施設に入っても下着、洋服代等々は別です。介護する側の往復の旅費もあります。
さらに、実家の維持費、不用品の処分、庭の始末・・・えらい事です。破産しかねません。いや、本当に。
両親は複数の銀行に複数の口座を開設していました。
お金の管理は父親が全部やっていたので、母親はほとんど分からない。
通帳、カード、タンス預金、どこの口座で何を支払っているのかを全部調べなおしました。この作業だけでも大変です。
お父さんの介護でお金がいるからね、と母親を説得してATMでお金をおろしてもらい、出来るだけ1つの口座で管理するようにしました。この時はまだ、母親は自分でATMの操作が出来ていたので、心苦しい気持ちもありましたが、両親を守る為だと思い、お金の整理を進めました。
補足:銀行によってはATM限度額上限で連続して引き出すと、口座が凍結される事もあるようです。