BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

予知夢⑪ ~西暦2500年の東北日本

女川原発津波に耐えた

 

原発建設当時、国の基準に従えば女川原発はもっと低い位置に建設可能でした。

低くすればするほど、水をくみ上げるコストを下げる事が出来ます。

福島第一は国の基準に従い、位置を下げて建設されました。

 

女川原発はなぜコスト高となる高い位置のまま建設したのか?

もしかすると、エンジニアの出身地が影響しているのかもしれません。

後ろには自分たちの生まれた土地があり、親兄弟みんなが住んでいる。

国の基準に従えばもっと下げる事が出来る・・・しかし・・・

 

偽りの安全神話に気づいていたエンジニアが少なからず居た事は事故後に明らかになっています。もし、その土地と無縁のエンジニアが女川原発を建設していたのなら、福島第一と同じ状態になったのは間違いない。

 

今ある技術だけでは廃炉に出来ない

 

難工事になるのは明らかで、早ければ100年後には出来る限りの燃料デブリを取り出した後、地上構造物を除染しながら取り除き、残りは石棺で封印されているだろう。それを何万年と管理することになる。燃料デブリと一体化した構造物を取り出して保管する事は出来ない。今ある技術だけでは。

世界中から集められた英知によって生み出されるニューテクノロジーは、やがて東北に新たな産業を生むだろう。それが希望の光になることを祈ります。

 

西暦2500年の日本 めちゃめちゃ発展してた

 

町の構造物は流線形で丸みを帯びており、設置されたトリリオンセンサーから作り出されたVRは行きかう人々に情報を与えていた。広場は巨大な時計の羅針盤として機能しており、秒針に合わせて床が時を刻みながら回転していた。

 

建物の天井からぶら下げられているカメラに問いかける。

『今、西暦何年なの?』

カメラ『答えられない』

『2500年ぐらいか?』

カメラ『その通りだ』

 

構造物が丸いのは、津波が来た時に切り離され、そのまま流されても内部空間を維持したまま浮上して助かるように設計されたのだろう。

人口はだいぶ減っていたが、人間の様子はあんまり変わってなかったな。

 

補足:映画に出てくる一人乗りの空飛ぶタクシーとか見かけなかった。人口が減ったので、一か所に密集して地上を移動する生活を選択したのかもしれない。そっちのがエコだし。