BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

潜水艦にミサイル搭載

静粛性はトップレベ

 

他国との演習時、じっとしていると全く見つからないとのこと。

それだと訓練にならないので、ワザとノイズを出して発見されて、撃沈判定もらってます、と笑い話もあったぐらい。

 

news.yahoo.co.jp

 

一時期輸出の話もあったけど、難しいだろうね。世界で求められているのはマルチ機能、マルチ運用。待伏せ特化型の日本製は日本以外では使いこなせないだろう。

 

対地ミサイルも積みたいらしいが

 

最新型は対艦ミサイルとしてハープーンブロック2を装備している。射程248km。

対地にも使おうと思えば使えるが、恐ろしくコストパフォーマンスは悪い。国産対艦ミサイルの潜水艦搭載は、過去にも何度か検討されていたが、ミサイルを格納するコンテナ開発だけでも、かなりの費用が必要とされ見送られている。それを今度はやりましょう、という話なのだけど、通常弾での攻撃は政治的な意味合いが大きく、相手に軍事的な被害を与えるには、とんでもなく大量に発射、命中させないといけない。そもそも、攻撃目標を正確に把握しておかないと、撃てない。

 

中国・ロシアは日本の皇居、国会、原発、軍事施設の座標を入力した核ミサイルを今でも待機させている。間もなく北朝鮮も似た状態になるだろう。

 

反撃能力を持っても抑止力にはならない

 

通常弾頭を何百発持ったところで核攻撃の抑止力にはならない。ここは米軍頼みなのは変わらない。通常弾頭であれば、対艦ミサイルが最も効果が高い。沖縄に重点配備しておけば、中国の空母艦隊は常に脅威にさらされる。そういう意味での抑止力にはなるだろう。

 

やるならステルス無人機・潜水艦+長距離ミサイル

 

有人の潜水艦から発射するのは効率が悪すぎる。やるならステルス無人機・無人潜水艦に搭載して24時間、交代で徘徊する。衛星ネットワークでつながっているので、やがては超音速ミサイルや変則軌道ミサイルを、自動迎撃する事も可能にはるはずだ。そっちの技術開発の優先順位上げた方が良いと思うけどね。