BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

ミサイル防衛 監視衛星

こっそり試験中

 

10年近く研究していた『2波長センサ』をALOS-3に搭載して試験中。これはミサイル発射時を捉えるセンサとなる。米国頼みだったのを、やっとこさ試験にこぎつけた感がある。2波長は世界初であり、実用段階に到達出来るかどうかは不明だが、開発を辞める事はないだろう。光学分解能も80cmとなっており、一昔前の監視衛星と、同等水準となった。なお、最新の情報収集衛星の分解能は約20cmと噂されている。運用情報はすべて機密扱いであり、全く公開されないので、何かの役に立っているかも不明だが、分析する人間の教育が追いついてない可能性は高いと思っている。

 

衛星コンステレーション

 

米国は、極超音速ミサイル探知の為、赤外線センサーを搭載した28基の衛星を低軌道に打ち上げ、衛星コンステレーションを構築しようとしている。衛星通信には、波長1.55umのギガビット光通信が使用される。かつてはこの分野で先行していたはずの日本も何かしらの形で参画するかもしれない。

 

参考文献

www.clearing.mod.go.jp

 

www.sankei.

 

先進光学衛星(ALOS-3)の開発状況

https://www.pco-prime.com/alos-3_alos-4_sympo/pdf/1350.

P5に単語のみ記載あり