電気代とガス代が高過ぎて落城しそう
一般家庭も大変だが、企業も自衛隊も大変だと思う。
装備品の話ばかりが話題になるが、現場を活動させる維持費の確保が急務だ。
現場の隊員は与えられたモノでしか活動出来ない。
そもそも現状を生み出したのは防衛省や政治家の無策が原因であり、防衛費が足りないので、はただの言い訳に過ぎない。例えば陸・海・空で用途の似通った装備をバラバラと、そしてダラダラと少量調達を重ねている。一度導入すると、時代遅れになってもアップデートしない。車両や基地防空装備をみても、陸と空で色が違う、仕様が違う、と、そのこだわりに費用対効果は検証されているのだろうか、もちろんされていない。
装甲車はパトリアに決まったが、ライセンス生産に誰も名乗りを上げていないのに関わらず、『パトリア社の方が供給面・維持コストで高い評価』と何を根拠に発表しているのか、全く分からない。
でも、大人のおもちゃがほしくて仕方ない
防衛力整備計画(参考文献)から、気になる項目を取り上げた。
国産ミサイル類
・12 式地対艦誘導弾能力向上型(地上発射型・艦艇発射型・航空機発射型)
・島嶼防衛用高速滑空弾
・極超音速誘導弾
・03 式中距離地対空誘導弾(改善型)の能力向上
・高出力レーザーや高出力マイクロ波(HPM)
・HGV迎撃ミサイルの開発(後述)
→極超音速誘導弾の要素研究の成果を活用した極超音速地対空誘導弾
の研究開発に着手
外国製ミサイル類
・トマホーク
・レイセオンLTAMDSレーダ導入(一基83億@1$=130円)
発射装置
・潜水艦に搭載可能な垂直ミサイル発射システム(VLS)
・輸送機搭載システム等を開発・整備 → 日本版ラピッドドラゴン?
護衛艦隊
・防空中枢艦を増勢 →イージスシステム搭載艦とは別にDDG 2隻追加
定数54隻中10隻がイージス艦となる。
FFMは22隻のままになっているので、むらさめ型のうち2隻はFFMで置き換えとなる。
いなづまが事故って、1隻減りそうだが・・
・掃海用無人アセットを管制する掃海艦艇を増勢
・補給艦を増勢
研究開発
・将来レールガンに関する研究を継続
・脅威となるレーダー等の電波器材に誤情報を付与して複数の脅威が
存在すると誤認させる欺まん装置技術に関する研究 → 日本版ヌルカ?
https://www.mod.go.jp/msdf/navcol/assets/pdf/ssg2020_04_07.pdf
・情報収集能力等を向上した多用機(EP-3)の次期型の研究開発
・警戒監視中の艦艇等から迅速に機雷を敷設するため、小型かつ遠隔
から管制が可能な新型小型機雷を開発
・極超音速誘導弾の要素研究の成果を活用した極超音速地対空誘導弾
の研究開発に着手 → HGV迎撃ミサイル
極超音速誘導弾を地対空ミサイルとしてHGV迎撃に使うのは予想通り。ただ、10億円?のミサイルを10億円?で迎撃する事になり、もう何をしているのか分からない状態だ。相手はダミー弾と核弾頭を混ぜてくるだろう。通常兵器を並べても、費用対効果は薄いままだ。
他
・既存ヘリコプターの武装化等により最低限必要な機能を保持
→懲りないね~
・攻撃ヘリAH、飛べないVHS録画装置OH-1、有人ミサイル標的U-36Aは廃止
・U-125A廃止
・P-1、SH-60L一部削減
参考文献