BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

防衛予算増やしても人が居ない

人に依存しないシステムが必要

 

自衛隊の装備は、小難しい訓練をしないと使えない装備が多い。

対空ミサイル91式携帯地対空誘導弾は、予備自衛官では扱えないと判断されている。米軍の場合、人の入れ替えが激しい為、素人でも扱える仕様となっている装備が多い。スティンガーはテロリストでも簡単に使えている。

比較的新しい01式軽対戦車誘導弾でも使い勝手の面での改善はされておらず、照準時にバッテリ起動するのだが、時間内に所定の操作が出来なかった場合、使えなくなる。バッテリは2系統もあり、どちらも現場で交換する事が出来ない。熟練の隊員以外では実戦で全く使えない仕様となっているのだ。確かに米軍でもジャベリンのように、非常に高価である為、訓練も成績優秀者にしか扱えない装備もあるが、自衛隊は簡単に扱える装備がほとんどない。

 

電子戦も装備を自動化しないと使えない

 

サイバー自衛官とお会いした事があるが、失礼ながら最初から全部外注した方が無難です。または、ノーコードでのシステム構築に徹するべきです。自衛官に生C言語VHDLを学習させても、ほとんど何も得られない。

 

電子戦も、計測器類を直接扱うのではなく、結果だけがディスプレイされる仕様にしないと、とても訓練が追い付かない。

 

空自は5年間で電波収集機RC-2を3機整備して、計4機体制、スタンドオフ電子戦機は1機体制、となるが、海自はP-1の電子戦機を取得したいようだ。ただえさえ、教育が大変なのに、また別系統の装備を取得しようとしている。潜水艦の潜望鏡など、監視対象が違うのは理解するが、無人機などで基本的な運用体制は揃えるべきだ。

 

陸自のNEWSは5年で2セットだけ追加される。汎用ヘリの武装化やってる暇があったら、こちらに注力すべきだろう。