目標観測弾の開発
https://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/2022/pdf/jizen_13_honbun.pdf
222億円(試作総経費)
国内開発としては、
・12式地対艦誘導弾能力向上型の開発をベースとする案
・島嶼防衛用新対艦誘導弾の要素技術の研究をベースとする案
の2つの案が挙げられている。
ミサイルをUAVに改造するようだ。高速で進出して、亜音速で監視地域を徘徊してまわる。エンジンの燃焼を切り替えるのか、ブースターを付けて、切り離した後、亜音速で徘徊するのか不明だが、後者のが安価にはなると思う。弾頭の炸薬をなくして、カメラやセンサ、制御用の電子機器を詰め込むのだろう。
最後は自爆かな。凄い勢いで開発してるけど、技術者足りているのだろうか。
過去記事
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参考①P12
スタンド・オフ防衛能力の実効性確保のため、侵攻部隊等の情報を目標近傍で収集し得る偵察用UAV(戦術無人機)の実証研究を実施するとともに、迅速な進出により目標を観測する目標観測弾の開発に着手。これらと併せて、宇宙領域を活用した情報収集・分析機能を強化(619億円)
長年F-15を母機としたUAVの研究を2004年から実施していたが、ようやく陽の目を見るのか。2020年から「無人機研究システムを活用した新たな無人機システムに関する検討」をSUBARUと契約しており、車輪が取れてミサイル型になるのかもしれない。防衛省の研究はいつも20年。毎回、完成する頃には完全に陳腐化している。今回は?
https://www.mod.go.jp/atla/research/dts2012/R3-5p.pdf
参考①P54
陸自203㍉自走りゅう弾砲等の用途廃止
もう何年も前から話題になっていたがついに廃止される。りゅう弾砲は有用な兵器であるが、本203mmは、余りにも巨大かつ人手がかかり、現代戦では全く使えない。現場隊員の定年を待っていたのだろうが、訓練の為の訓練はもはや時代錯誤だろう。
参考①
https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/2023/yosan_20221223.pdf