BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

自衛隊の無人機研究

いつの間にか なくなる研究

 

過去、日本版グローバルホークを標榜し、研究を実施していたが、いつものように使いもにならず、消えてしまった。

https://www.mod.go.jp/atla/research/dts2012/R3-4p.pdf

 

現状、民間の無人機を使い研究しているようだ。

www.mod.go.jp

 

別に、戦闘機と協調する研究も実施中。100%失敗すると思う。

https://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/2021/pdf/jizen_08_logic.pdf

 

P-1の導入数を減らすと報道があった。SeaGuardianの出来が凄すぎて(サザンの歌に出てくるホテルじゃない方)、要らない子になりそうだが、いつものように、反対勢力が妨害している。おもしろいのは、海上保安庁は軍事的な活動はしてはならないと規定があり、監視活動においても、自衛隊と情報共有すべきでない、との意見があるそうだ。だからP-1を配備しないといけない、という意味不明なロジックだ。P-1は最新鋭の機体だが、隊員が一眼レフカメラで都度、写真撮影している。これが自衛隊における最新の監視活動だ。さらにSeaGuardianはソノブイを登載可能であり、警戒監視に有人機のP-1はもはや必要ない。対潜作戦にはもちろん必要だが。

 

www.ga-asi.com

 

国の防衛ではなく、組織防衛が一番大事

 

SeaGuardianは、性能・コストとも非の打ちどころがないので、海上自衛隊もしぶしぶ試験導入を決めた。

 

鹿児島県の鹿屋航空基地には、アメリカ空軍のMQ-9リーパーが一時展開しているが、センシングは、SeaGuardianより遥かに遅れており、実力把握の意味合いが強い。ここにSeaGuardianを配備すれば、自衛隊の警戒監視能力は飛躍的に高まるが、地元の理解が得られない、無人機では性能を満たさない、とか言って、無理やりP-1を配備するだろうね。