今後一般客を入れる事はないと言う。
政治的にごちゃごちゃ言われているが、それは関係ない。
最も大きな理由はUAVによる演習が激増するからだ。一般客が持ち込むスマホやカメラなどの電磁波で、UAVが誤動作する危険性が増す。
観客の安全を考えた結果なのだろう。
今回の演習では自爆ドローンの模擬も披露している。今後導入するUAVに、わざわざ『対電子戦付』と明記しているので、ウクライナ戦で目が覚めたのだろうか。
全般的に擬装にも力が入っているのも印象的だ。移動する園芸場のようになっているが、中途半端な擬装は全く意味がないことが戦訓となっている。
部隊ごとに展開、撤収という演目はほとんどなくなった。
あらゆるものがネットワーク化され、有人・無人が組み合わされ、AIが最適な作戦を選択する。戦場が無人化される。1983年に公開された映画『WAR GAMES』を思い起こさせる。