
コロナ禍で激変した社会。
出社制限で在宅勤務が標準になった影響で、社員食堂も多きな影響を受けた。
出社日に、久しぶりに食堂に行くと、味噌汁、ご飯コーナーに居た、いつものお母さんの姿は無く、無人の自販機が設置されていた。
ご飯、味噌汁は別々の装置になってる。
味噌汁自販機のボタンには、赤味噌、白味噌と書かれていて、具材の入ったお椀を置いて、ボタンを押すと、『ドボドボ』、と味噌汁が注がれる。
続いて、白飯だ。
お椀を置いて、サイズを選んでボタンを押すと、『ボトっ』とご飯が落下してくる。
🐔気分。
中途半端に自動化しているので、余計に虚しくなっていまう。
いっそのこと、完全自動化して、おかずごと、ベルトコンベアで運んでくれ。
顔認証でもなんでもええわ。
居なくなったお母さんは、どこに行ったんだろうか、そう思いながら食べるご飯は、無機質な味だけだった。