BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

食の旅 ~柳家

岐阜の山奥にある柳家

 

かつては予約が取れない店・新規お断りとの話もあったそうで。

 

数年前、とあるツアーで参加予定だったのですが、コロナ禍で中止になってしまい、それっきり。今回、知人に同行して訪問出来ることに。

 

当日は鮎、マツタケに珍しいキノコの天ぷら、鹿肉がメインで囲炉裏で焼いて供されました。食材が美味しいのに加えて、一緒に飲めるワイン・日本酒などの価格設定が良心的だそうで、確かに一般的な定価の3倍価格ではなかったので、ワイン、日本酒を十分に堪能。

囲炉裏の鮎とスパークリング

 

10種類の野性キノコの天ぷら。別にマツタケ焼きも。

 

北海道産 鹿肉

他にも、一夜干しの鮎焼きは、凄くおいしかったし、うな丼も出てきました。キノコ鍋と、〆の炊き込みご飯でお腹いっぱい、ご馳走様です。

 

風情もあり、高評価もなるほど、と思ったが、私は食通ではないけど、1人3万円でも、この程度なのかな、というのが正直な感想でもありました。

 

例えば、鮎焼きは、皮がパリッとはしておらず、結果、切れにくい食感で周りの方も食べにくそうでした。昔、通っていた居酒屋での鮎は炭火焼で皮目がパリッと焼かれて、おいしかったが、そうではなかった印象。ただの想い出補正かもしれませんが。

 

普段通っている、焼き鳥が美味しい店、天ぷらが美味しい店、イタリアンが美味しい店・・という具合に、それぞれのジャンルに特化したお気に入りが、みなさんにもあると思うので、それらを合わせもった食事を期待すると、あれ?ってなるのかもしれません。

 

ただ、コースでこれだけ色々出て来る店は近所にはないので、楽しい経験にはなりました。