BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

日本株 ~米国利下げと雇用統計

2025年8月 日経平均4万越えは継続している。

 

トランプ関税で日米市場とも動揺したが、当面の動きが確定したことで市場の不安は払しょくされた感がある。

 

米国では利下げ圧力が強まっており、年内に利下げが開始される事はほぼ確定。

政治的な面ではFRBが、トランプ大統領の圧力に屈した、との報道もあるが・・主要因では無いと思う。

 

統計として、例えば雇用率(新規雇用者数が全体に占める割合)が低下し続けている。

 

米国ではAIブームで企業DXが進んだ結果、IT人材が飽和し始めており、これが雇用率を下げている面があるが、建設業やサービス業での雇用率が悪化しているならば、景気後退の懸念が強まることになる。

 

それを根拠に利下げするならば、ある意味正常な判断といえる。

要はソフトランディング。

 

株式市場は景気見通しを先行して折込むものとして扱われ来た。

 

結果、思惑に従い、売買が活発に繰り返される事で、株式市場は常に効率的である、というわけだ。インデックス投資がブームになっているのも、これが根拠とされている。

 

https://m.media-amazon.com/images/I/71Qga4thOKL._SY425_.jpg

 

今、利下げを織り込んでいるにも関わらず、相場はこれを好感して上昇し続けており、

この動きが従来の経験則で違和感を覚える箇所となっている。

 

株式市場で金余り現象が起きたのはバブルとして、過去に何度も繰り返されて来た。

 

今はかつてのバブルと違い、企業利益EPSの所定の倍率PERで取引されており、株価適正化の大暴落が起きるとは考えにくい。

 

一方で、東西対立が再び精鋭化しており、全世界の市場をまわっていた資金に大きな偏りが生じている。

 

結果、先進国の投機筋が運用していた資金が、新興国やロシア、中国で行き場を失い、日米市場に流入しているのではないだろうか。

 

本当に効率的な市場になっているのだろうか?

 

市場参加者がその疑念を感じ始めた時、市場から資金が回収され始め、相場は下落に転じ、特に物色銘柄は大きく値を下げると思う。

 

その日がいつなのか分からないが、熱を入れすぎた全力投資は避けて、継続可能なレベルに留めるのが良いのではないだろうか。

 

→と書きながら、NISAでスマートメータの大崎電気工業(株) 200株だけ買いました。

大崎電気工業(株) 【6644】 TradingView提供のチャート