インドは人口増加が続き、やがては大国になると言われている。
それは間違いないだろう。一方、インド株式はだいぶ前から、来るぞ来るぞ、と言われ続けているが、パッとしないという状態が長く続いている。2025年時点では米国のトランプ関税で市場は動揺している。
マクロの話は専門家に任せるとして、そもそもインドはカースト制度などの社会問題があり、物流網が無いなどインフラ面にも課題がある。株式市場では、インドの株式を外国人が直接購入する事は出来ない。
国民性を見ると、団体行動が苦手という面が強い。
例えば、米国においてはインド系ITエンジニアが活躍しており、インド独自の教育も注目されている。ただ、これはあくまで個人の能力の高さであって、インド系企業が米国を席巻しているわけではない。
インド株式に興味がある人も多く、投資信託もインデックスからアクティブまで様々な商品が存在している。
が前述したように、インド個別ファンドはカントリーリスクが高いと見る。
リスク分散として、新興国インデックスが候補となる。
例えば、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスの内訳は以下のようになっている。

このファンドは国ごとの時価総額の比率で配分されるので、インド経済が大きくなれば、自動的に割合も増加する。
2,000兆円の不動産が不良債権化する中国が30%、続いてインドが15.7%、台湾14.7%、平均年収が日本を上回っている韓国が12.2%。韓国がここに居るのも不思議な感じだ。
投資結果の検証
自身は先進国、新興国のインデックスを毎月積み立てている。
過去5年間のリターンを比較してみる。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 26.5%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 69.2%
eMAXIS Slim S&P500 77.2%
S&P500圧勝
では、過去15年ではどうだろうか。当時eMAXIS Slimは存在していなかったので、商品が異なってしまうが、ご了承願いたい。
SMT 新興国株式インデックス・オープン 87.5%
eMAXIS 先進国株式インデックス 244.7%
先進国株式インデックス圧勝
かつては、先進国と後進国の成長は関連しない、というデカップリング論がもてはやされたこともある。
しかしながら、新興国が発展すると、それ以上に先進国が発展する事が経済指標上明らかになっており、それはファンドのリターン値としても裏付けられている。