BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

1人暮し ~マンション買う方へ(2)

何度も現地に行くのはしんどいけど

 

建物の下見ですが、入り口にオートロックがある事も多いし、内見で部屋を見させてもらうのも、限られた時間しかないと思います。でも、建物周辺で確認できることもあります。

 

   ・朝、夜で周辺音と景色がどうなのか

   

音は反射します。前に大きな建物があると、そこで反射して、周辺の音が、あたかも目の前にあるように、はっきりと聞こえます。朝・夜ではドップラー効果で音の伝搬方向も変わります。近くに幹線道路がある、線路がある、周辺で再開発が続いている地区など、街中の物件では特に注意した方が良いと思います。実際、再開発の工事音に悩まされている方は多い。後から気付いてもどうにもなりません。

 

   ・雨天時、廊下や玄関ドアへの雨の当たり方

 

天気が良い日だけ見てると絶対に分かりません。物件によっては雨で通路が濡れるだけでなく、風が吹くと、玄関ドアに直接降りかかる事もあります。玄関ドアを開ける時に傘たたむと、そこでびちゃびちゃになります。玄関内も濡れてしまう。マンションは通路や通路に面する玄関ドアは共用部扱いなので、原則、自分勝手に改造出来ません。台風で濡れるのは仕方ないとして、普段の雨風でどうなのか、生活してる人に直接聞いてみてください。

 

  ・西向き、南向きの南西角部屋はやめとけ

 

南向きの中古物件で、売れ残ったままの部屋は高確率で南西向きです。一般的に角部屋はプレミアム価格(+〇〇〇万とか)なのですが、南西は西日も直接当たる為、部屋の間取り次第ですが、夏は暑くて、冬は寒いという事が容易に起きます。西日は強烈です。遮光すれば良いじゃん、と言われますが、遮光カーテン含めて、設備が傷むのが早くなり、光熱費もかなり高くなる可能性があります。特に在宅が主の方は避けた方が無難です。

 

皆さんが良い物件に巡り合えますように。