BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

酒 ~大山 百春 如空

大山(おおやま)

 

大山の蔵元である加藤嘉八郎酒造は、山形県鶴岡市の大山地区にあり、この地域にはかつて50数軒の蔵元があったという。一般的にテイストは淡麗辛口と表現される。

 

写真左のカラフルなラベルは、「大山ハイブリッドシナジードリンク純米大吟醸」であり、初めてみたが、それもそのはずで、様々な製法の大山をブレンドした完全予約受注生産の限定酒とのこと。淡麗辛口の酒がブレンドされており、おもしろい。

 

この日は三河産の白身魚を持ち込んだので、ピッタリであった。

淡麗辛口の酒は単独では物足りないと感じる方も多いが、やはり食べ物と合わせるのが良いと思う。

 

大山 百春 如空

写真真ん中、百春(ひゃくしゅん)。

 

蔵元は岐阜県美濃市にある小坂酒造場。地元米「美濃錦」を使用している。米の主張があるが、ガス感とも表現される独特の抜け感がある。こちらも食中酒に向いているのでは。

 

写真右、如空(じょくう)。

 

蔵元は青森の八戸酒類。青森の県産米にこだわった造り。端麗だが後味を引くうまみを感じる。これは、南部流儀の低温長期発酵によるものという。飲みやすいが飲み飽きないテイストで、単独で飲んでもいける。