換気ダクトの温度ヒューズ
北側の部屋が激寒で、換気ダクトを調べていた時に、内部開閉カバーが開きっぱなしになっているのを発見。部屋と外が壁越しに完全に繋がっており、そりゃ寒いわ。ただし、開閉カバーを固定している部品は、部屋側から取り外せず、外側にある換気ダクトを取り外さないと取り出せない。建築時に部品を取り外すのを忘れた？、と思ったが、これは温度ヒューズ（写真中央の黄土色の部品）のようだ。火災が発生した時に、ヒューズが溶解して開閉カバーが自動で閉じる仕組み。
確かに飲食店などでは通常はがんがんに換気して、火災時には閉じて延焼を抑える効果はあると思う。消防法がどうなっているかまでは調べてないが、個人のマンションで同じことが必要なのだろうか。２４時間換気が動作していると、この内部カバーが開きっぱなしのままだと、部屋にある換気蓋を完全に閉めても、周辺の僅かな隙間から、風が部屋に侵入してきてしまう。結果、窓を閉めていても部屋が冷蔵庫に。また、廊下の音が直接響いてしまう。こちらは、消音部品を突っ込み、多少の効果はある。未使用のエアコン用ダクトも蓋がされているだけで、外部からの音の侵入経路になるので、同じ物を使用。
台所の水切り用不織布を適当にカットして外部の換気ダクトに付けてみたが、１週間で真っ黒に。これがなければ、部屋に全部入ってくる事になる。部屋側にも専用のフィルターが付いているが、これだけ汚れていると、ダクト内がすぐに真っ黒になる。また、小さい虫が吸い込まれて、ダクト内に溜まってしまう。引っ越して来た時に、何気にダクト内を見たら、大量の虫の死骸が溜まっており、びっくりしてしまった。７階に住んでいてもこんな感じなので、下の階に行くともっと顕著になるのかも。
住んでみないと分からない事が多いね。
リンク：
