BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

米海軍 ~トランプ級デファイアント

デファイアント(BBG-1)は、トランプ級1番艦と呼称される大型の水上戦闘艦であり、同級はまず2隻が建造される。

 

https://www.goldenfleet.navy.mil/wp-content/uploads/2025/12/Trump_Battleship-poster-defiant-hi-res-2048x1229.jpg

 

トランプ大統領は、「私は非常に美的感覚に優れた人間なので、米海軍が私と共に設計を主導することになる」と述べている。

 

大統領は最新のイージス艦のデザインを酷評しているという。

kaigo-sos.hatenablog.com

 

仕様面に関しては大急ぎで公式発表された為、ほぼ具体的な検討は実施されておらず、結果、これまでの米軍のコンセプトと相反する面もあり、今後は常識的な仕様となるだろう。

 

船体は3万5000トン超、喫水は24~30フィート(約7.3~9メートル)となる。これは、米海軍最大の水上戦闘艦である1万5000トン級ズムウォルト級駆逐艦の2倍以上の大きさ。アイオワ級戦艦の5万トンには及ばない。

 

機関は、ガスタービンディーゼルエンジンの統合電気推進。ヘリ甲板にはV-22オスプレイを搭載。

 

電子戦装置は、SEWIP Block 3。Block 3は、非運動エネルギーのソフトキル弾倉を備えた電子攻撃能力(EA)を提供し、侵入する脅威を無力化。製造は、 Northrop Grumman担当。

 

レーダはSPY-6、イージスシステムのベースラインは不明だが、フライトⅢの発展型にはなるだろう。

 

武装はてんこもり。とりあえず、色々並んでいるが、目玉は主砲に米軍が開発を断念したレールガンや、まだ実現性が不明な大出力レーザーを選択した点だろう。これは、大統領の意向が強く影響していると思われる。

 

主砲

レールガン×1

Mk45 62口径5インチ砲×2

大出力レーザー×2

 

VLS

特大×12セル(極超音速空ミサイルCPS

Mk41×128セル

 

近接防御

RAM×4

ODINレーザー砲×4

Mk38 30mm機関砲×4

 

レールガンは、実現性において日本が先行しているが、爆薬無しの弾頭では、ただの貫通弾に過ぎない。迎撃砲としては可能性があるが、艦艇などの攻撃用としては、ミサイル類に遠く及ばない。レーザも気象条件次第ではエネルギーが大幅に低下する為、自衛用途の域を出ない。

 

艦隊指揮能力を備えるとしているが、現代では、艦艇は単なるセンサーであり、センサー情報は衛星ネットワーク経由で遠隔クラウド処理され、司令部からの指示と合わせて、共同交戦能力とするのが、トレンドだ。

 

確かに、現代の戦艦なのかもしれない。

夢があるのはいいことだと思うが、ランニングコストは最悪だろう。