BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

川崎重工 4足ライドロボット『CORLEO』

川崎重工2035年の製品化を目指して開発している、脚型オフロードパーソナルモビリティ『CORLEO』は人間が乗車できる4足ロボット。

 

イメージ動画では、ファンタジー映画、ロードオブザリングに出てきそうな動きを見せている。

https://www.khi.co.jp/expo2025/concept01/images/photo6.jpg?20250331

CONCEPT1 | Kawasaki

 

動力としては、150ccの発電用水素エンジンを搭載。後方に搭載するキャニスター(青いタンク)から水素を供給する。エンジンと連結された発電機で電気に変換、4脚に搭載したパワーユニットで駆動する。

 

同社は特徴を以下のように述べている。

 

(主な特長)

・ロボティクスがもたらす4脚の悪路走行性能に加え、モーターサイクルで培った操縦性と安定性を併せ持つ。
・モーターサイクルで培ったスイングアーム機構を応用し、後脚部が独立して上下動することで衝撃を吸収。ライダーは進行方向の地形を確認しやすい姿勢を保つことが可能。
・乗馬のように重心移動で操縦。サポート機能により、誰でも簡単に山岳や水場などの難地形を安全に走行可能。
・「水素」を燃料に、「水素エンジン」で発電する構造。

新感覚オフロードパーソナルモビリティ「CORLEO」の開発に着手 | プレスリリース | 川崎重工業株式会社

 

一般的に水素はクリーンエネルギーとされているが課題は多い。

詳細は各種あるので、省略するが、代表的なものだけでも、高コストの要因となる。

 

 ・水素タンクの堅牢性

   体積あたりのエネルギー密度が低い為加圧して保存する必要がある。

   液化する手法があるが極低温管理が必要。

 ・ガソリンと燃調特性が異なる
   燃焼速度はガソリンの6~7倍、ノッキングが無いが自己着火し易い。
 ・不完全燃焼でNOXが出る。
   負荷特性ごとに完全に完全燃焼するのが難しく、触媒が必要となる。
   『CORLEO』は1人乗りで負荷特性は車よりは小さいので、

   解決出来る可能性はある。

 

時代の流れとはいえ、製造、維持コストとも、内燃機関であるガソリンエンジンがいかに優秀かと改めて感じる。

 

『CORLEO』は民生技術だが、やがて防衛省で採用されるかもしれない。

www.youtube.com