BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

越えなばと 思いし峰に 来てみれば

越えなばと 思いし峰に 来てみれば

なお行く先は 山路なりけり

 

やってもやっても次の課題が現れる。

キリがない。と諦めるか、そういうものだと受け入れるか。

 

ある日登山の夢を見た。

 

霧がかかった山道を職場のメンバとともに登っていく。

だいぶ歩いたなと思い、振り返ると、まだほとんど進んでない。

 

すると、広場に案内人が現れ、

『ここから先に行くと、簡単には引き返せません』

『進むか、戻るか選択してください』

とみんなに声をかけた。

 

『行きます』

『進みます』

次々とメンバ達は霧の中を進み始める。

 

私も覚悟を決めて言った。

『帰ります』

 

案内人が『え?』という顔をしたが、無視して下山し始めた。

 

千葉県から来たという女性と話しながら、

ここは、どこだろうとgoogleMAPを確認すると、猪苗代湖付近だった。

 

t-roke.com

 

賑わっている湖のほとりのしゃれた居酒屋で、地鶏料理に舌鼓をうちながら、いつか、ここに来てみよう、そう思ったのだ。

 

夢に出て来たこの建物は、天鏡閣と呼ばれているそうだ。