BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

1人暮し ~土鍋の修理

ご飯が焦げる

 

10年使い続けた土鍋の調子が悪い。米を炊いているときの蒸気でうまく炊けてないのがわかります。普通は、勢いよく蒸気が出る→蒸気が弱まる→炊きあがり、となりますが、勢いよく蒸気が出る→蒸気がだらだらと出たまま→焦げる、となります。

 

なべ底の米が焦げて、全体に熱が伝わらないので、上部分が生煮えのままになってしまうので、こういう症状になります。修理してみました。

 

1.重曹で煮る

 

鍋に8分目まで水を入れ、掃除用の重曹を大さじ5入れて、蓋をして火にかけます。煮えたら弱火にして20分。火をとめたら、そのまま12時間、半日置きます。

 

補足 諸説あります。

 ・重曹は食用のが望ましい。

 ・火のかけかたは、強火で1分程度。

 ・焦げが少ない場合、重曹の吸収を防ぐため、火をとめてすぐに捨てる。

 

焦げた箇所から泡が出ます

水を捨てずに、そのままスポンジで焦げをこすって落とします。

洗って確認。完全に取れていません。もう1セット実施。

 

2.重曹で煮る(2回目)

 

2回目

ゴシゴシやって、焦げが取れましたが、釉薬も取れてしまいました。

焦げを取った跡

3.目止め

 

鍋に8分目まで水を入れ、炊いた米を大さじ一杯入れて蓋をして、火にかけます。沸騰したら、蓋をずらして弱火にして30分煮ます。蓋をしたままだと、吹きこぼれますので注意。とぎ汁を使うやり方もありますが、米の方が効果が高いです。ちょっともったいなけど・・。

 

12時間置いた後、水で洗い軽くスポンジでこすります。

 

4.日陰で1日乾燥

 

修理完了

4日かけて修理が終わりました。

 

本当は、使い終わった後、お湯につけて次の日にスポンジで洗い、日陰で乾燥させるのが良いとされてますが、それだと毎日大変。土鍋の評価が分かれるとこです。炊飯器凄いよ。

 

修理後、炊いてみましたが、激うま! お手入れ大事だね。