呉基地に司令部
もともの計画から機動舟艇を追加した為、LSV2隻、LCU4隻、機動舟艇4隻の計10隻に計画を変更、2027年度までに配備する。舟種ごとに輸送隊が編成されるので、自衛隊海上輸送群(仮)下に、3輸送隊が編成されることになる。
将来的には、呉製鉄所跡地に集結する日が来るかもしれない。
25年度末には、呉基地と阪神基地に約160人、LSV1隻とLCU3隻の計4隻を配備する。陸上自衛官は、当面は輸送科が主に配置される。
建造費はLSVが53億7900万円、LCUが41億2500万、内海造船で建造中。機動舟艇が58億円なので、部隊運用の効率化、投資効果をみると、3種の船を配備するのは無駄に見えてしまう。R5年もLCU2隻を追加発注、計2隻を81億8400万円で内海造船が受注している。
3種の船舶の近況は以下の通り。
機動舟艇
R6年ジャパンマリンユナイテッド(JMU)が機動舟艇3隻を140億5800万円で受注。
小型級船舶LCU『にほんばれ』
ラニーミード級汎用揚陸艇に範を取ると言われていたが、容積確保の為に角ばった形状となっており船体も高くなっている。30人で運用するとのこと。一般的に揚陸艦は平底で揺れが厳しいと言われるが、本型は減揺装置として、船底、両サイドに、ヒレの様な『ビルジキール』に加えて、船首に波切構造のフレアーを設けており、工夫が見られる。湾口内の自立航行の為、バウスラスタを装備している。
輸送艇1号(退役済み)の運用状況について、個人の方のブログでは、こう紹介されている。
(リンク先 抜粋)
航海で乗組員は大変な苦労を強いられました。ただ、乗組員は海に慣れているだけまだマシで、輸送中の陸自隊員は船酔いで上陸前から“ほぼ全滅状態”だったとのことです。
中型級船舶LSV『ようこう』
船体、前部後部に設置されたランプウェイから積荷を出し入れする。これにより、干満差の大きな港でも、岸壁に接岸、作業出来るようになる。LCU『にほんばれ』と同じく船底、両サイドに、ヒレの様な『ビルジキール』を設け、バウスラスタ(推力5トン×1基)を装備。
