4番艦『びんご』就役
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長らく2隻体制だったが4隻まで増強。任務の秘匿性が高く、内部は一切公開されていない。航海が数か月に及ぶ事もあり、米海軍の場合、筋トレ部屋や余暇設備も充実している。自衛隊も同様かもしれない。稼働率向上の為、クルー制を導入している。
ソナーSURTASSは米国で艤装する。過去には米軍から監視要員が同乗しているのでは、と国会で質問された事もあるが、技術支援を受ける事もある、と答弁している。
公開情報はほとんどないが、本家米国のシステム概要は以下の通り。(リンク①)
SURTASS/CLFA
Systems Description — SURTASS LFA Sonar SEIS/SOEIS
統合海中監視システム (IUSS) のコンポーネント。SURTASS低周波パッシブ機器、CLFA低周波アクティブ機器で構成する音響監視システム
軍事的な機器ではないが、”HFM3高周波海洋哺乳類モニタリング アクティブ ソナー”を搭載している。
これは、CLFA 低周波アクティブ機器を使った捜索前に、 周辺に海洋哺乳類がいないことを確認するために使用する。
ソナーに驚いたクジラやイルカが海岸に打ち上げられる現象がたまに報道されるが、野性動物への配慮というより、相手国沿岸で活動しているのがバレるのを避ける為。
リンク①
米国は、2023年5月、監視曳航アレイセンサーシステムE(SURTASS-E 、SURTASSシステムの派生型)について将来的な販売を許可したと発表、想定供与国はオーストラリアとされている。
SURTASS & New T-AGOS Class Surveillance Ship - Defense Security Monitor
SURTASS-E は、コンテナ化されたボックス内にモジュール設計されたパッシブ監視システムを格納、一般的なフラット デッキ船に据え付ける事が可能で、柔軟な運用を可能にしていると述べられている。
New T-AGOS Class Surveillance Ship
本件との兼ね合いは不明だが、米国は、T-AGOS 25と呼ぶ将来の音響測定艦の詳細設計を1億1,390万ドルでAustal USAに発注。最大7隻のT-AGOSを建造して、現行5隻を代替する予定。
T-AGOS 25 ocean surveillance ships to be known as Explorer-class - Naval News
SOSUSの歴史
類似の機密性が高い機器として、海底に設置するハイドロフォンSOSUSがある。敷設艦により設置され、データ解析は陸上設備で実施される。
米国では早くから広大なエリアにSOSUSを張り巡らせていた。
66 Years of Undersea Surveillance | Naval History Magazine - February 2021 Volume 35, Number 1
1990年代のソ連崩壊により機密情報は解除され、その存在が明らかになったが、中国が大頭する今日、その役割が再び注目されており、かつて設置したSOSUS網を最新型にアップグレードしているという。
日本では津軽海峡、対馬海峡に陸上設備があるが、活動内容は明らかではない。

