BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

北九州市 ~衰退する故郷

勢いのある福岡市との違い

 

北九州市は、もともと別々の町が合併して1つの市になった経緯があり、予算配分でメリハリが付けられなかった。結局、広く薄くの予算執行で特色が何もない町になってしまった。過去は製鉄の町であったが、それに代わる産業を育成する事は出来ていない。

 

黒崎のアーケード街は寂れ、駅前のそごうも閉店、以降、目立った動きはない。折尾駅周辺の工事は25年経った今も終わっていない。その代わりに観光名所であったレトロな駅は壊され、ただのコンクリートの箱になった。兎に角、やっている事が、いちいちちぐはぐだ。

 

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対して、福岡市は過去のしがらみを断ち切り、例えば起業、富裕層をターゲットに絞った政策を繰り出している。一時期もめた屋台問題も、方針を変更して存続させる為に、専用インフラを整備したり、公平な使用、コンビニとトイレを提携したりと、市長が先頭に立ち進めている。

 

集中投資は不公平、前例がないので出来ません、を良しとした結果、人々の暮らしの質を低下させている。福岡市は裁判沙汰にもなっているそうだが、北九州市との勢いの差は明確だ。

 

市長選で無所属候補が当選

 

これ以上の従来路線では発展できない、との思いがこの投票に現れたのだろうか。

対立候補が国政で争う自民・立憲から推薦を受け、前市長からも支持されるという、利権まみれの図式もいやけされた感がある。ただし、投票率は低く、諦め感も漂う。新市長は現状を打破できるのだろうか。

 

なつかしい。再生回数2億回。

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