BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

税制 ~インボイス制度

4年前から予告はしたが

 

確かに国から制度を円滑に導入する具体的な実務策はなかったように感じる。

 

が、民間企業では、具体策のない上からの指示『良きに計らえ』はあるあるだ。

これは国対企業だけではない。企業内でも、対取引先でも、当然の如くの慣行となっている、特に日本においては。それを受け、その問題をどう解決するのか具体策を考え、検証、実行する。良いか悪いかは置いておいて、生き残る為、組織としては対応せざるを得ない。その矛盾の中で結果を残した企業が成長し、生き残る。ダメなら倒産して終わり。誰も助けてはくれない。ただし行き過ぎた違法行為はいけないわけで、下請法の順守等が強化されている最中だ。

 

個人事業主も企業と同じはずで、ルールが変更されれば、組織として原則それに対応するのが当たり前だと思う。私の周りで副業やっている個人事業主は皆当然の如く対応している。事業主でもあるホリエモン氏、ひろゆき氏は、インボイス反対とは言わないだろう。(間違ってたらすみません)

 

この問題に限らず、昨今の時事ネタを見ると、やれば出来る事をやってないだけ、と、やりたくても出来なくて困っている、が混在してしまい、その状態ですぐに政治問題にすり替えた議論が始まるので、当事者が抱える問題の真因がどこにあるのかが分からなくなってしまう。真因が分からなければ対策はうてない。

 

ロケットの打ち上げが失敗すると、SNSのコメント欄が学歴や組織論で溢れるのが恒例となっているのに似ている。それを100万回読んでもなんの対策もうてない。