ゾンビ指標TOPIXよりはマシ
金持ちの仲良しグループである東京証券取引所。大事なのは利権の維持であり、株主還元も保身の意味合いが強い。ダメポ日本において新しい指標ETFが誕生する。
組み入れ比率は以下の様になっている(出典:リンク先、大和アセットマネジメント会社からの資料を抜粋)
JPX150 TOPIX
1 ソニーグループ 5.5% トヨタ自動車 4.4%
2 キーエンス 3.6% ソニーグループ 2.7%
3 NTT 3.3% 三菱UFJフィナンシャルG 2.4%
4 日立 2.9% キーエンス 1.8%
5 三井物産 2.7% NTT 1.6%
6 東京エレクトロン 2.6% 三井住友フィナンシャルG 1.6%
7 信越化学 2.5% 三菱商事 1.5%
8 任天堂 2.4% 日立 1.5%
9 伊藤忠 2.4% 三井物産 1.3%
10 武田薬品 2.2% 東京エレクトロン 1.3%
指標には日経225もあるが、こちらは特定銘柄の影響がデカすぎて、指標として機能していない。
JPX150とTOPIXを比べると、TOP10の顔ぶれは変わり映えしないな、という印象を持つ。JPX150の10位に武田薬品が入っているのは?。タコ配の常連なんですが・・・。
全体で見ると、JPX150にはTOPIXで7.6%を占める銀行セクタが全く入っていない。長期金利が上がる局面では銀行株も上がり、やがて賃上げが進めばセロ金利が解除された場合、その恩恵には一切預かれないが、それはコンセプトの違いと割り切るのだろう。パフォーマンス比較した場合、半導体株が上がりまくった時期はJPX150はTOPIXをアウトパフォームしているが、それ以外ではほぼ連動している。
NISA成長枠で日本の個別株への投資を躊躇するインデックス投資家にとって、新たな投資対象になる余地はあると感じる。自分は買わないけどね~。