2025年6月
派生型の正式名称が披露されている。
24式機動120mm迫撃砲、24式装輪装甲戦闘車、25式偵察警戒車となった。
2024年以前
16式の派生型である歩兵戦闘車、機動迫撃砲の調達が始まる。今年は調達されなかったが、偵察警戒型もMk44 30mmの砲塔付であり、火力・装甲は大幅UP、生存性も高くなる。同軸7.62mm機関銃Mk52もチェーンガンとなり、試作品は輸入している。エアコン付けてくださいね。
https://www.mod.go.jp/atla/soubiseisaku/project/gaiyo_r060830.pdf
歩兵戦闘車は232両、機動迫撃砲は約102両、偵察戦闘型116両、計450両を調達する計画であり、初年度は主に教育用だと思われ、各2個中隊分(中隊長分除く)ではないだろうか。

機動迫撃砲の調達数100を見ると、当初想定より、かなり増えた印象を受ける。ウクライナ戦争を見て、装甲型迫撃砲の有用性を認識したのだろうか。水陸機動団にも配備されると予想。一方で当初計画での歩兵戦闘車の調達数150は過少に見えるが、これはパトリア810両調達も別にあり、装甲車の総数は960両となり、大幅増勢だ。ここには装軌分は含まれない。後、歩兵戦闘車の調達数150→232へと計画数が変更されている。
配備数を予想すると以下の様になる。
【16式配備数 予想】
即応機動連隊
本部 2両
中隊 1両+4両×3小隊=13両
中隊 1両+4両×3小隊=13両
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28両 6個連隊168両
偵察戦闘大隊
本部 1両
中隊 1両+4両×3小隊=13両
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14両 7個大隊98両
16式機動戦闘車 合計266両+α(教育用)
(R7調達計255両)
【歩兵戦闘車 予想】
中隊 4両×3小隊=12両
即応機動連隊 6個連隊=2中隊×6両=144両
偵察戦闘大隊 7個大隊=1中隊×7両=84両
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228両+α(教育用)
【機動迫撃砲 予想】
火力支援中隊 5両
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5両 6個連隊30両
水陸機動団 向け
特科大隊 5両×3中隊=15両
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15両 3個連隊45両
機動迫撃砲 合計 75両+α(教育用)
機動迫撃砲にはフランス タレス社の2R2M迫撃砲が採用された。

https://www.mod.go.jp/gsdf/gmcc/raising/hoto/hkou/23hk115.pdf
周辺機器がどうなるかは不明。米軍は先進的なFCSと組み合わせたドラゴンファイア2を開発していたが、中止されている。精密射程延長弾 (PERM) を使用する事で、17 キロメートル (11 マイル) 先で20 メートル (66 フィート) の CEP (平均半径誤差)を実現していた。ただし、通常弾の2,000ドル(30万円、1ドル150円換算)に対して、PERM弾頭価格は 18,000 ドル(270万円、1ドル150円換算)とされた。
【偵察戦闘車 予想】
偵察中隊
13両x3中隊 =39両
偵察隊,偵察大隊
2両~4両x12小隊 ~48両
戦車連隊,普通連隊 ~24両
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~111両+α(教育他)
歩兵戦闘車、機動迫撃砲との基本仕様の違いとして、16式と同じく前方側面2か所にレーザ警告受信機と発煙弾を装備している。前方方向の警戒のみで後方及び上面は無防備となるが、レーザを使用せず画像で近づいて来る自爆ドローンには前方含めて全周防御の術がない。当面の対策は近SAM部隊との連携であり、やがてはレーザ化されるのだろう。衛星通信が搭載される。
2023年納車分の16式機動戦闘車は、エアコン装備、ソフトVerUPの最新版と紹介されている。(第10偵察戦闘大隊戦力化への道)
パトリアは日本製鋼所がライセンス生産することになった。当初は日立系を候補にしていたが、日立は辞退した可能性がある。防衛部門を経営的にどう捉えるのかが、分かれ目になったのは間違いない。どこまでライセンスなのか不明だが、エンジンは作らないと思う。
防衛省の資料では調達は派生型含めて810両。指揮通信車231両、96式装輪装甲車361両合わせた数よりも多く、軽装甲機動車の一部も更新すると思われる。もともと、装甲車不足の陸自は、ある意味、苦肉の策として、軽装甲機動車による装甲化を進めた。が、車体には余裕がなく、重装備の隊員を収納することが出来ず、ハッチから対戦車ミサイル撃つのも一苦労。後継車の選定は試験中であるが、戦略機動はパトリアで統一する目論見だろう。
パトリアは様々なバリエーションがあり、もしAMV型を導入したら、このようなシルエットとなる。カタログでは耐爆性能NATO AEP-4569 STANAG規格には、レベル5+まで対応可能と謳っている。
