最大で年8,500発
防衛費の大幅増額により、遅ればせながら、日本においても、各種弾薬の生産と備蓄が進んでいる。

弾薬のうち、ウクライナ紛争を経て、世界的に需要が急増しているのが、155mmりゅう弾砲用弾薬。
『迫撃砲を制する者、戦場を制する』の言葉は、ドローン&ハイテク戦においても変わら無いことを証明している。
日本では、弾薬の整備量は防衛機密に当たる為、公開はされていない。
EUではラインメタル製の弾薬は1発あたり約40万円~(1ユーロ180円換算)。仮に同様のコストとした場合、
R8年の調達量は8500発=34億円÷40万円となる。
日本は生産数が少ないので、単価が2倍程度になっている可能性もある。よって、8500発を上限とみて間違いないだろう。
米国は2025年内に月産10万、年120万発体制となる。欧州の全体生産量は不明だが、ラインメタルはスペイン向けだけでも年9万発を納品している。ロシアは他種類も合わせて、年270万発を生産している。
内訳の大多数は非誘導型であり、GPS誘導などの誘導型はコストも高く、少数にとどまる。
自衛隊が戦闘で使用する想定弾薬量だが、単純計算になるが、1発@1分で60発@1時間。600発@10時間。これを1日分とすると、100門で6,000発@1日。
つまり自衛隊の年間生産量は、最大でも毎年1~2日分を整備しているだけ、となる。
昔から、自衛隊の弾薬備蓄は2週間分しかない、と噂されていたが、あながち間違いではないと思う。
自衛隊の装備はNATO互換性が無いので、最悪、米軍から弾薬供給を受ける事が出来ない可能性もある。
ミサイル調達
ミサイル類の年間調達数は100発以下であり、国産ミサイルAAM-4Bは、おおよそ2個飛行隊分のフル武装1回分。
F35には、AIM-120のみ搭載可能であり、調達総数に関しては、最大1,200発と公開されている。F35ウエポンベイには4発搭載可能なので、延べ300機分、調達は147機(事故で1機損失)であり、フル武装2回分に過ぎない。
https://www.fortunebusinessinsights.com/jp/155mm%E5%BC%BE%E8%96%AC%E5%B8%82%E5%A0%B4-106687