装備品を爆買い
買いまくってるけど、気になった項目を挙げておきます。
①P23
回転翼哨戒機(SH-60L(仮称))の取得(6機:603億円)
護衛艦に搭載するヘリが1機100億超え。
聞いたことがない。旅行支援で水増ししているビジネスホテルを連想してしまう。
もはや有人である必要があるのだろうか。
哨戒艦は90億円。護衛艦FFMは550億円、VLSないけど。いつの間にか三菱はVLSのライセンス生産を辞めてしまったのだろうか?。
最近、VLSに空きがあり、予算がないから、と嘆く自衛隊の姿が報道されているが、本来、弾薬の調達、備蓄は極秘事項であり、表に出ない情報だ。初期型だと外から見えるけど。仕様上、VLSは1セルごとに2回しか使えない。空にしているのは、1回発射した後、再装填してないだけだ。あり得ないが、1セルだけ2回発射すると、8セル分の機能を回復するには、1モジュール8セルごと交換しないといけない。
再装填したミサイルには、周囲からの熱が加わるので経年劣化を避ける為、空きのままにしているのかもしれない。
空いてる、空いてる、と予算獲得のアピールなのだろうが、姑息に感じる。
VLS補足:②P26
垂直発射装置VLS MK41の整備(787億円)
対潜能力確保のため、護衛艦(FFM)の垂直発射装置(10艦分)、並びにむらさめ型及びたかなみ型護衛艦の近代化改修用器材(14艦分)を取得
FFMは16セルと報道されている。
過去の予算書見ると、為替も物価も違うが、14億円@1基=8セル。
FFMを32セルとしてみると、
14億円@8セル×4モジュール=56億円@1隻(32セル)×10隻=560億円
残りは近代化改修分と仮定出来そうだが。
現実的には、報道通り16セル、近代化改修とは既存VLSをESSM4発搭載とするクワッドキットか。そうすると、FFMに搭載する国産SAMは数発となってしまうので、VLAとSAMは混載しないのかもしれない。
①P25
多用途ヘリコプター(UH-2)(13機:363億円)を取得
1機28億。
ブラックホークUH-60JA(37億円)が高価過ぎて調達が滞った為、UH-1J(12億円)並みのコストに抑える、が開発目標であったが、2倍超となっている。
①P26
自衛隊施設の抗たん性の向上(364億円)
主要司令部等の地下化、戦闘機用の分散パッド、
電磁パルス攻撃対策等
最近、電磁パルスという単語が出てくるが、昔から米国は輸出仕様の戦闘機から、耐EMPの装備を完全に撤去している(イスラエル向けは不明)。自衛隊のF-15も耐EMPの装備はないので、EMP攻撃を受けると簡単に墜落すると言われている。
F-15の近代化改修でミサイルキャリアとしての役割を持たせようとしているが、弱点をそのままにして突き進むのは、伝統だろうか。ロシア・韓国はもちろん、北朝鮮、中国とも、まともに戦えない可能性がある。北朝鮮はEMP試験も準備していると言われている。敵は一番の弱点を突いてくるからね。
参考文献①
https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/2023/yosan_20221223-1.pdf
ポンチ絵職人をけん制
②P16
イージスシステム搭載艦 2027,2028就役
※各装備品の配置等は今後の設計作業において精
緻化されるため、現時点のイメージからは割愛
仕様が迷走しているようだ。
参考文献②
https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/2023/yosan_20221223.pdf
雪が舞っているね。