2024年
川崎重工「K-RACER-X2」を使用した物資輸送の実証実施。
国家防衛戦略等においては、空中・水上・海中等における非対称な優勢の確保に資する能力を獲得するため、無人アセット防衛能力を強化することとしており、広域に分散展開した部隊等への迅速な補給品の輸送を実施するため、輸送用UAVの導入について、検討の上、必要な措置を講ずることとしています。 pic.twitter.com/PdlUZg0rPV
— 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) 2024年2月9日
2023年
艦載型UAVの運用構想について、以下の様に記載されている。
(抜粋)
(1)艦載型UAV 全通甲板を有さない護衛艦に搭載し、洋上の目標捜索及び艦艇間の物資輸送を行うため、艦上運用を念頭に設計されたUAV本体及び管制装置等の艦上機材一式のことをいう。
https://www.mod.go.jp/msdf/supply/tech/20230823.pdf
FFMもがみ型の飛翔型センサとしてV-BATが選定された。ただし、輸送機能はないので、これとは別の機体となる。
過去に自衛隊は無人機ダッシュを運用していた。結果は良好だったが米軍が運用を辞めたため、廃止になった歴史がある。
現在、米軍は艦載型UAVの候補としてファイアスカウトMQ-8B,MQ-8Cの評価を実施している。コンセプトは2つ。
1.SMANDによる機雷戦
2.EABO構想
1.UAVを含めた機雷戦システムは、SMAND,Single System Multi-Mission Airborne Mine Detection と呼ばれており、次期コンステレーション級で本格導入される見込みだ。
2.艦艇からだけでなく陸上の専用ヘリパッド、 Portable Mission Control Station (MCS-P) を用いた、陸上からの作戦運用も想定。
自衛隊は、各種共同訓練を通じて米軍のEABO構想との連携を進めている。
しかしながら、ファイアスカウトは海上自衛隊の運用構想と方向性が合っておらず、別の候補を探していると思われる。
令和6年度概算要求の概要には、陸上輸送用の中型UAVが登場している。これと同じUAVになるかは、不明だ。

https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/2024/yosan_20230831.pdf