BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

共通戦術装輪車 パトリアと三菱の使い分けは?

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即応機動連隊は三菱採用か

 

全国に15ある旅団・師団のうち7個が即応機動連隊となる予定。

即応機動連隊は、96式装甲車、迫撃砲、16式機動戦闘車が配備されている。

名前に”共通”とあるように、これら部隊には、96式装甲車、迫撃砲の次期型として、共通戦術装輪車が配備される。後部に監視用センサーを追加した偵察型や、救急車型も配備されるかもしれない。救急車型はR5予算で要求されている(補足)。

既に、30mm機関砲を搭載した歩兵戦闘型と機動迫撃砲型の2種類の試作車両が目撃されており、結果が良ければ、調達が始まるだろう。迫撃砲は120mmで統一するか,現在と同様、81mmと120mmを揃えるのか不明。せっかくだから、両方載せれば良いと思うのだが。

 

これ以外の部隊のうち、機甲部隊である第7師団を除く全国の部隊にパトリアが配備される。  第7師団の現有装備の次期型は、装軌式のままだと思う。全国の施設課に配備する新型装甲ドーザの調達はR5から始まる。撤退したコマツからバトンを受けた日立の生産体制を整える為だろう。防衛省パトリアライセンス生産を日立に任せたいと思っているはずだが、日立が受けるかどうか不明。新型装甲ドーザは、当初は海外製とのコンペ予定だったが、日立が辞退する旨、申し出た為、結果コンペは実施されなかった。既存の量産品と比較されたら、価格含めて勝てるはずがないからね。

 

(補足)現在、自衛隊に配備されている大型救急車も8名の輸送が可能。この車両に防弾プレートを取り付ける運用を模索していたが、取り付けが極めて煩雑で車両側の問題もあり、専用車両の調達に方針を変えたと思われる。ポンチ絵では後部ハッチ形状が異なっており、装甲車タイプだと思われる。パトリアは、人員輸送型と明記しているので、共通戦術装輪車のバリエーションかと思ったが、それはコンペでパトリアに敗北した機動装甲車そのものなので、パトリアの内装を改造するのだろうか。

8名を輸送可能 (出典 リンク①)

リンク① P46

https://www.mod.go.jp/j/budget/yosan_gaiyo/2023/yosan_20230329.pdf

 

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