BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

潜入!!伊丹駐屯地

野外通信システム開設訓練

 

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野外通信システムの開設訓練。このシステムはアクセスノードとして機能する。自衛隊内だけでなく外部機関との通信も可能になるのがポイントだ。東北震災の教訓も取り入れて開発された。訓練では、車両を水平に固定、発電装置起動、昇柱、アンテナ方向を調整する。作業中、隊員は小銃を持ったままなので、銃口の向きにも注意が必要だ。

 

これでも新し目(2013年、リンク①)の装備だが、細かい組み立て、配線の取り回しなどコツが必要な手作業が多く、時間がかかっている。組み立て時に接合部分に砂を噛むと、多分、途中で作業が止まってしまうだろう。災害時の通信確保や後方支援には対応出来るが、ある程度の脅威下では運用出来ない。ドローンの出現もあり、今後は自動化したシステムへの更新が望まれる。

 

隊員の皆様、訓練お疲れ様です。

 

リンク①

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