2種は一般的な徘徊型自爆ドローンの研究、1種が地雷設置も可能な輸送ドローン。
わざわざ『小型攻撃型』と称しているので、ペイロードを持つ攻撃機ではなく、自爆型と思われる。
本件との関係は不明だが、100憶円かけて7種の攻撃ドローン実証を実施中。これには自爆型も含まれる。
1.小型攻撃用UAVⅠ型
2026年
(オーストラリア) DRONE40が選定された。
2025年以前
本事業における小型攻撃用UAVⅠ型の運用構想は、地上を移動する目標に対して探知・識別から引き続く迅速かつ正確な攻撃が可能
運用実証時期 2024年4月末まで
初期型装備品の納入時期 2027年2月末まで
2.小型攻撃用UAVⅡ型
本事業における小型攻撃用UAVⅡ型の運用構想は、洋上・地上を移動する目標に対して探知・識別から引き続く迅速かつ正確な攻撃が可能
運用実証時期 2024年4月末まで
初期型装備品の納入時期 2026年2月末まで
3.輸送用UAV(小型)
(抜粋)
本事業の運用構想 本事業における輸送用UAVの運用構想は、南西主要島嶼において約20kgの補給品を島内全域へ往復で輸送できる機体を対象とする。併せて、本UAVは地雷等の運用機能の保持も視野に入れている。
運用実証時期 2026年12月末まで
初期型装備品の納入時期 2029年12月末まで
(ここまで)
UAVⅠ型が地上専用なのに対して、UAVⅡ型は洋上・地上が対象。しかしUAVⅡ型の方が導入が1年早くなっている。これは洋上におけるアンチドローンとしての運用ニーズが高い事を示唆している。イージスシステム搭載艦や哨戒艦、FFMでの運用を想定しているのではないだろうか。
ウクライナのUAVがロシアの揚陸艦にダメージをあたえたように、グレーゾーンでは特に、常時全周のUAVも警戒しないといけない。従来の兵器システムをUAV対応にするには、莫大な開発費もかかる為、それをアンチドローンに任せようとするのは、正しい選択だと思う。
ただし、導入時期を見ると、目の前でドローン戦争が起きているのに呑気だなと思ってしまう。これは教育用資材なので、教育に関する準備はもちろん必須だが、輸送用UAVの実部隊への展開は2030年以降、7年も先のことだ。地雷運ぶので、対電子戦下における安全運用など、考えないといけないは分かるが、まさに「生き馬の目を抜く」時代において、今の技術水準を前提とした準備に7年もかけて、準備になりますかね?