BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

護衛艦隊の未来

人もお金も足りない

 

主力は護衛艦隊54隻、潜水艦22隻体制。中国の脅威に対応する為に、掃海隊群を創設、陸自との水陸機動部隊の共同作戦を担う。重要性を増す海洋業務は音響測定艦を追加中。陸自と共同で海上輸送部隊を新編。ミサイル防衛には高額のイージスシステム搭載艦を2隻建造。海上監視に特化した哨戒艦12隻を整備中。海上監視はP-1に加え、UAVシーガーディアンを試験中。

 

機動運用部隊 32隻

 ・DDH4隻のうち2隻を空母化

 ・DDGは8隻→10隻に増勢

 ・次期DDはR13建造開始

 ・既存DDは対潜アップグレード実施、対空アップグレードは調査中

地域配備部隊 22隻

 ・FFM 12隻

    ・新FFM 12隻(+2)

 

新FFMを+2したのは、機動運用部隊DDの役割を新FFMに代替した場合のテストと推測する。配備先は、慣例からすると横須賀だろう。

定数が今のままなら、次期DDは16隻が建造されるが、8年後の世界がどうなっているか全く想像が付かない。衛星コンステレーション、各種無人機との連携は必須だ。平時は無人化され、人が搭乗しないかもしれない。

 

これ以上、有人の戦闘艦は増やせない。ロマンは感じるが追加で強襲揚陸艦を整備するのは不可能で、空母化されたDDHの次期型を待つ事になるだろう。新補給艦は車両輸送の機能も追加されるので、輸送型揚陸艦ともいえる。民間の輸送船のように、リフタブルデッキを備え、省人化、搭載車両の最適化が図られるはずだ。

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