長期運用型UUV
モジュール化された自立航行可能なUUVの研究。
公開モジュール+機密モジュールのような組み合わせで、民間への技術還元が検討されている。
日本の有人潜水調査船は、しんかい6500でハードとしては完成の域に達したが、技術継承は難しくなってきていると言われる。また、大きなリスクとなる有人の意義も問われているのではないだろうか。かつては、死ぬ前に飲む用の酒を持ち込み、年の暮れに、その酒を開封して、無事故を祝う習慣があった。文字通り、命がけだったのだ。
陸海空・宇宙・サイバー・電子戦分野で無人機の研究は凄まじいスピードで進んでいる。今回の試作品は自立モデルの学習パターンなど、まだまだ初歩的なレベルのようだ。やがて、ここから魚雷やトマホークが発射される日が来る。ウイルス、遠隔操作など耐ハッキング技術も必要であり、この分野で生きるか死ぬか、まさに正念場だ。敵は準備が整うのを待ってはくれないのだ。
リンク:
https://www.mod.go.jp/atla/research/gaibuhyouka/pdf/module_UUV_R04.pdf
イージスシステム搭載艦
この絵には意味がある。
かなり荒れた日本海での運用
アバンガルドのような最新兵器への対処
ドローン群への対処
を想定している。10年後の2033年頃の実現を目指して、将来の拡張性を持たせている。対ドローンでは、開発中のマイクロ波やレーザを搭載する可能性が高い。対艦ミサイルらしきものも描かれているが、標準搭載では無さそうだ。
主砲は迎撃や警告用で必要だと判断したようだ。ほとんどイージス艦と変わらないようにも見えるが、弾道ミサイル防衛の実験用プラットフォームの意味合いが強くなってきたと思う。