現代の情報戦を支える艦艇
(04AGS)1隻
(04AOS)1隻
AGSは海洋観測艦、3隻体制の維持分。AOSは音響測定艦4番艦。長らく2隻体制だったが増強中。ともに任務の秘匿性が高く、内部は一切公開されていない。航海が数か月に及ぶ事もあるという。AOSのソナーSURTASSは米国で艤装する。過去には米軍から監視要員が同乗しているとされていたが、自衛隊では技術支援を受ける事もある、としている。
本家米国のシステム概要は以下の通り。
・SURTASS/CLFA は、統合海中監視システム (IUSS) のコンポーネントとしてSURTASSは低周波のパッシブ、CLFAはアクティブ低周波の音響監視システム
・低周波アクティブ送信前に、周辺に海洋哺乳類がいないことを確認するため、HFM3高周波海洋哺乳類モニタリング アクティブ ソナー を使用
クジラやイルカに迷惑かけないよう、アクティブ送信前に周辺を捜索する機能がシステム化されているのが米国らしい。
米国は本土と海底とをつなぐケーブルがある為、沿岸で活動する際に必要なのだろう。
日本における設置場所は極秘であり、何も公開されていない。