イージスシステム改修に847億
防衛省はトマホークミサイルを1600億円で400発調達する。
内訳は、以下の通り。
ブロックⅣ 200発
ブロックⅤ 200発
仕様の違いはあるが、地上の固定目標に対しては大きな差はない。最新型の射程は1,800km→2,500kmとなっているとの報道もある。値段はブロックⅤが5億でブロックⅣ2.5億円の2倍となっている。円安で調達コストはうなぎ上りだ。
弾頭は通常弾頭であり、破壊力は迫撃砲と変わらず、政治的な意味合いが極めて強い。
既存のイージス艦8隻のVLSの改修、及びイージスシステムのベースラインをアップグレードすると見られる。イージスシステム搭載艦は最初から対応予定。トマホークブロックⅣは2004年から製造が開始され、寿命は30年とされる。再保証しなければ初期生産品は2034年頃から用途廃止となる。1番艦こんごうは就役から30年が経過しており、タイコンデロガ級イージス艦と同じく40年就役するのであれば、2034年頃まで現役。さすがに初期生産品を購入する事はないと思うので、こんごう型が退役しても、トマホークミサイルは次期型イージス艦に引き継がれるのだろう。
その頃、世界はどうなっているのだろうか。