BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

防衛拠点 ~呉製鉄所跡地

kaigo-sos.hatenablog.com

 

第二次世界大戦で敗北後、便利な湾口施設は米軍が優先使用している。自衛隊は限られた桟橋しかないので、どこでも護衛艦を数珠なりに停泊させている光景が当たり前になっている。

 

呉の製鉄所跡地に自衛隊の拠点を整備したいという。

youtu.be

 

中間報告では、以下のように説明されている。

赤い箇所:地盤が固く、民間企業の誘致を含む装備品などの維持整備や製造基盤

緑の箇所:埋立地であり、防衛省所轄の維持整備や製造基盤

水色の箇所:岸壁などを活用した港湾機能

濃い青:民間にも開放する運動場、防災拠点

 

完成時期など未定であり、20年近くかかるのでは?と予想する。

その頃には国産の強襲揚陸艦の建造が進んでいるのだろう。

 

(過去の記事)

報道によると、3つの機能とは以下の通り。

 

 ・民間企業の誘致を含む装備品などの維持整備や製造基盤

 ・ヘリポートや物資の集積、艦艇の配備や訓練場

 ・岸壁などを活用した港湾機能

 

将来的には間違いなくアメリカ型を範とする国産の強襲揚陸艦が整備される。その際に跡地を母港化するのが真の狙いだ。物資を集積するので、揚陸作戦だけでなく、災害時には船舶、ヘリの出動拠点にもなる。

 

関連情報『エアクッション艇国産化の調査研究』

 

強襲揚陸艦に向けた動きとして、2022年に防衛省は、『エアクッション艇国産化の調査研究』を公募している。LCACの設計寿命は20年であり、延命工事により30年まで伸ばせるが、米軍はこれ以上の延命は実施せず次期型SSCで更新する予定だ。自衛隊のLCACも導入から20年以上経っているので10年以内に更新する必要がある。過去のLCAC調達では国産化の動きもあったが、官民癒着が指摘され、輸入になった経緯がある。今回は国産化出来るか注目だ。

 

【SSC】

最高速度 90km/h

積載時     65km/h

積載量      最大74トン

耐用年数   30年

 

これら含めて、防衛関連企業を基地内に誘致、防衛装備品の製造、メンテ業務を発注する事で地域経済にも貢献できる。呉は陸路では不便な地域であり、ここに揚陸関連の装備品を一体的に訓練・メンテ可能な拠点が出来る事には、稼働率の向上に大きなメリットがある。

 

開発が進む無人水陸両用車やUUVなど、揚陸作戦で使用する無人装備は、やがて呉の地で製造される事になるだろう。