BASI-KRAMER’s blog

浜までは海女も蓑着る時雨かな

【更新】自衛隊が輸送能力を大幅に強化

補給艦 2,000億円

 

隻数は?ましゅう型の建造費が430億円だったので、同型だと5隻程度。

多分、そんなに増やしても乗員確保が難しいので、大型化するのではないか。

掃海母艦の役割も兼用するかもしれない。

 

以前に報道されていた小型船舶8隻は別途600億で計上(参考P11)

 

参考資料

https://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/plan/pdf/plan_outline.pdf

 

 

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正しくは、こちら。

 

中型(LSV)、小型(LCU)輸送船  計8隻   約600億円
C2輸送機               6機    約2千億円
KC46A輸送・空中給油機       10機  約4千億円
民間海上輸送力を強化               約1千億円

CH47ヘリコプター           ?   ??
陸揚支援システムの研究開発        ?   ??
機材                       ??

 

その他、海自の救難機が空自に一体化されるとのこと。

 

参考①抜粋

>海自及び空自の航空救難機能については、全体最適の観点から、海自の
UH-60の除籍に合わせた、空自への一元化を推進中である。

 

参考①

https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2019/hanei/tyousa/40.pdf

 

参考②

www.sankei.com

 

 

 

 

以下、誤報

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250億@C-2 1機×6= 1,500億

(8,000億-1,500億)/8≒800億@1隻

 

800億円は輸送艦おおすみ型の建造費(当時270億)の約3倍となる。単純に排水量を3倍と仮定してみると、フランスのミストラル級が2倍、アメリカ級が4倍となり、これらの中間ぐらいの大きさだろうか。

形がどうなるか不明だが、輸送能力としては、陸自の即応機動連隊(7個編成予定)1個の人員と装備を1隻で運ぶ能力を求めるのではないだろうか。

 

8隻を同型で揃えるとは考えにくく、ドック型輸送艦4隻と強襲揚陸型4隻となるのではないか。ドック型輸送艦4隻は、おおすみ型3隻と掃海母艦2隻の次期型となり、強襲揚陸型は、DDHの次期型となる。現DDHの一部は、掃海機能を持ったブルーリッジのような、艦隊指揮艦として水陸機動旅団に転用されるとのでは、と思う。口で言うのは簡単だけど、大変だよ、中の人たち。さらには、輸送に特化した戦略輸送部隊が新設されるかも。

 

報道では2027年までに揃えます、との事だが、とても無理。今から契約しても、最初の1機・1隻目が5年後となる。人員が全く足りない、使えない船を浮かべても意味がないのだ。もともと人員に関してはミサイル艇と掃海艇の削減でねん出される見込みだが、もがみ型に充てられるはず。どうするつもりか分からないが、相当の省人化を進めるのだろう。

 

さらにサイバー、無人機、宇宙、電子戦、スタンドオフと山のように新規装備が必要となる。現場の隊員の皆様は大変だ。イージスシステム搭載艦、覚えてますか?

 

待遇も良くしてあげないとね。