消えてなくなる研究例
世界最低レベルの装備である19式装輪自走155mmりゅう弾砲。
その使い道を探る研究が始まる。
榴弾でドローンを一網打尽にするという。戦艦大和の大砲で対空射撃してませんか?
https://www.mod.go.jp/j/policy/hyouka/seisaku/2023/pdf/jizen_07_honbun.pdf
直撃はほぼ不可能な為、射的に入ったら近接信管を用いて破片で撃破するという。アルゴリズムをFPGAに実装する事でリアルタイム性を確保するとあるが、気になるのは、GPS誘導や飛行制御の記載がない点だ。一般的な放物線を描きながら飛翔するだけで舵による飛行制御が出来ないのなら、飛んでる間に敵が動いたら、そもそも射程に入らない。UAVもステルス化、高速、低高度が進むだろうから、地上レーダの補足は難しくなる一方だ。
19式装輪自走155mmりゅう弾砲は使い道がなく、現場も困っている。射程も30kmのままでGPS誘導も出来ないので将来の発展性もない。
思い付きで46億円も使われては困る。
GPS付き砲弾については、参考購入・試験予定となった。
P.S.
消えてなくなった『艦載砲用ロケットアシスト長射程弾技術の研究』は、”当初の研究目標を達成した”となっていた。ほんとかよ。
リンク①
https://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/2020/pdf/R02_bunseki06.pdf