親が認知症になると保険の確認も大変
父親は生命保険に加入していて、それはまだ自分が実家住まいだった頃、父親が語っていたのでなんとなく覚えていたのですが、介護中の父親と母親は認知症が進み、その保険に加入している事すら忘れてしまっていました。帰省中に家中捜索して、保険証書を探して内容を確認したのですが複雑な心境です。他にも家の火災保険だとか、両親はもはや何も覚えてないので全部調べなおし。
自動車はもう乗れないだろうと思い、ダメ元で父親に確認したところ、処分して良いと言ってくれたのが意外でした。軽自動車は遺産相続の対象外なのですが、父親の生前に処分しておきました。自動車保険は車内で契約書を見つけたので電話で事情を説明して解約しておきました。本来、色々手続きが必要なのですが全部省略して頂き助かりました。
保険類は銀行口座から自動引き落としになっていると、ずっと支払いが続くのでやっかいです。両親は５銀行に８口座を開設して、バラバラに契約していたので確認作業だけでも大変でした。
シンプルに生きる意味
両親の介護中、地元の葬儀場に事前登録したのですが、自分の分も同時にお願いしました。お墓は父親が数年前に納骨堂を買っていて私には黙っていたのですが、ある時、母親がその旨話してくれたので知ることが出来たのです。私が通った幼稚園のお寺跡地でした。
父親が購入してくれた納骨堂は永代供養にしました。檀家なので４０万程度で済みました。母親と自分の分も確保済みです。
一時期流行ったミニマリストと呼ばれる方々は、部屋とか持ち物だけにフォーカスしており、生き方の話がなかったような気がします。
私は、自身の始末を含めてミニマムでありたいと思います。
