認知症の親が子供を忘れるとき

2年ぶりの面会

 

昨年11月、ほぼ2年ぶりに母親と面会出来ました。

色々と条件があり、ワクチン接種券の提示、日時指定、人数制限、時間は5分、マスク着用で1m以上離れるなど。

 

看護婦さんが、息子さんとの面会ですよ、と声をかけると、

『うちには子供が居ませんので人違いです』

と答えており、おいおいと思いましたが、顔を見せると、

看護婦さん『誰か分かりますか?』

母親『次男の〇〇ね』

看護婦さん『そうですね。良かったですね』

といったやりとりが。

 

母と話していると、従妹が来た、と何度も言うのでそんなに来ているのかな、と思っていたのですが、実は兄の顔を従妹と混同して、兄の顔を忘れてしまっていたのです。

兄が実家を出たのが私より7年早かったのでそれも影響しているのかもしれません。

 

夫の死は覚えていた

 

父親が他界した時、葬儀の前に2人を合わせたのですが、着替えに帰ろうねと行って病院に送っていきました。我々も限界だったので葬儀に参列させてあげられませんでした。後、看護婦さんは、もう覚えてないようですね、と言っていたのですが、母親は覚えていました。どうして自分が葬儀に行けなかったのかと、その当時は兄にかなり厳しく抗議したようです。

今回の面会時も母親は父の兄弟がお参りに来てくれているか心配していたので、みんな来てるよと答えていたのですが、自分が行きたいとは言いませんでした。今年、やっとこさ特養に入所出来たのですが、まだ面会禁止が継続しています。

 

オンライン面会の環境がない

 

zoomとかで面会させてもらっても良さそうだと勝手に思うのですが、医療機器との干渉の問題で無線wifiを簡単に設置出来ないとか、現場の対応がというより行政の対応が遅すぎるのでしょうね。コロナ禍になって3年目ですが、たまにテレビ見るとまだこんな事言ってるのと呆れてしまいます。